期待を裏切らなかったウルヴァリン！！
日本人が見ずして、誰が見る！！ほぼ全編通して日本が舞台となっている「ウルヴァリン SAMURAI」は、ジャパニーズの心を震わせる感動のハリウッドファンタジーでした（笑）
Xメンシリーズなのにミュータントがほぼ登場しない異色作
一連のXメンシリーズは、突然変異で様々な特殊能力を持ってしまった進化系人間達の物語です。目からビーム、時間を止めたり、空を飛んだりというミュータント達が大暴れする超能力大戦です。
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そんな、これまでのシリーズとはうって変わり、今回の映画は主人公のウルヴァリン以外は、ほぼすべてが普通の人間達。ド派手な破壊系の超能力バトルはありません。
その代わりに、ニンジャや、ヤクーザが、大暴れします！！権力者の葬式で、護衛がマシンガンで待機するなどということは、朝飯前でございます。
よく、ハリウッド映画は日本を正しく捉えてないと言われますが、エンタメ映画だったら、いーんです！！むしろ、メッチャクチャなイメージで、日本を舞台に新たなる創作をしてくれた方がおもしろいんです！！
アメリカで銀座の寿司は食えなくてよし。むしろ、原型を留めないほどに、いじくり倒したスペシャルなスシロールの方が旅の醍醐味が増すってもんです。
そう考えると、まだまだ、この映画でもおとなしい感じがして不満でしたが、無理くりな設定でウルヴァリンを日本に連れ出してくれた点は称賛に値します！！
そんな、ハリウッドから日本の皆へのプレゼント、「ウルヴァリン SAMURAI」は、メリケンスタイルの痛快娯楽活劇が大好きな人にオススメの映画です！！